副業でweb制作をやってみた感想
本記事は副業でweb制作をしている普通の会社員の実体験です。WEB制作の勉強始めてから約9ヶ月してみてのリアルな感想を書いていきます。できるだけフラットな視点で書くため、良いところだけでなく、しっかり悪いところも書いています!
私について
本記事をどんなバックグラウンドの人間が書いているのか重要だと思うので、まずは簡単な自己紹介。
結論、割と普通の一般男性です。笑
経歴・学力
- メーカーで働く技術職の2年目(電気系)
- 私立の大学院卒
- 学力は高くなく、高校は下から数番目の成績で卒業。(1浪して大学進学)
- 大学卒業時、プログラミング経験はあるけど,WEB制作に使う言語は未経験だった。
現在の環境
- 職場環境は非常に良い。
- 残業は多くても月10時間程度。
- WEB制作とは無縁の仕事内容(ただし、プログラミングは若干使用)。
副業を始めたきっかけ
副業でweb制作を始めたきっかけは、純粋に個人で稼ぐスキルを身につけたい と思ったからです。現段階で会社に対する不満はあまり無いのですが、今後何か不満を持った時にすぐ行動できるためのスキルを持っておく必要があると感じました。アメリカではスキルを身につけ、フリーで働く人の割合が30%を超えているんですが、日本も少しずつそうなっていくと感じています。
ただ、そういった時代の変化に対する不安もありますが、それ以上に 会社に不満を言って行動しない人間 にだけはなりたく無いんですよね。純粋にそれってカッコ悪く無いですか?将来家族ができて、子供ができた時にそんな自分を見せたくないし、子供に楽しそうに仕事してるね!!って言われたいです笑
そういうわけで万が一、会社に不信感や無理だ!と感じた時にすぐに行動できるようにしておきたい というのが副業を始めた1番の理由です。
WEB制作で持っているスキル
僕が現在持っているweb 制作のスキルは以下。現在は大体月10~20万は稼げる感じです。(営業しないと安定はしませんが、、)。ちなみに初案件は勉強開始から約2.5ヶ月でした
- HTMLやCSS,JavaScript,phpなどのコーディングスキル
- WordPress構築
- MEO(マップ検索エンジンの最適化)
- Webデザイン(少しだけ)
実際稼げるの?
結論:稼げます。
勉強教材などが揃っているため、毎日勉強さえすれば確実に稼げます。ただし、この毎日する勉強量はなかなかの量が必要だと思います。
僕は初めての案件までに約500時間 勉強しました。少なくとも1日3時間,平均4~5時間は勉強していました。”WEB制作稼げないだろ!”って言う人は、ダラダラと勉強して半年以上経っても案件が取れず脱落していくという感じです。
WEB 制作は稼げるが、相当の勉強量は必要 ということは間違い無いので肝に銘じておいてください。
最初の初案件が一番の難関ですが、そこを越えれば少しずつ案件は増やしていけます。
案件の入手先
- 知り合い
- insta,TwitterなどのSNS経由
- クラウドソーシング(クラウドワークス)
現在は上記がメインですが、主にリピートでお仕事をもらうケースが多いです。というか、全案件小さいものもありますがリピート案件をもらっています。一つ一つのお仕事を120%で納品することが次の案件にも繋がりますので目の前の仕事を確実にこなしてください。
メリット・デメリット
メリット
色々なプロジェクトやコミニュティに参加できるきっかけになる。
スキルを持つことで色々なプロジェクトやコミュニティに入るきっかけになる ことだと思っています。お金を稼ぐために身につけたスキルでしたが、結果それ以上にできる選択肢が増えたなぁと感じています。
具体的な例で言うと、地元の金沢のシェアハウス設立プロジェクトにweb制作者として参加できることができました。地元が大好きなため、少しでもこういった形で地元に貢献できるのは非常に嬉しかったです。自分のやりたいと思ったことを実現するための手段になります。
自分自身の商品を販売できる
多分これが一番のメリットだと思うんですよね。まだ僕自身商品を持ってないのですが、今後何かしら商品を持った時にそれを販売・拡散するための手段としてweb制作を使えるという自信は大きいです。
事業を何か始めたい!と思った時でもweb制作ができれば、初期費用を一気に抑えることができるので、挑戦しやすい状態であると言うのは大きいです。
既に自分の商品を持っている人ならば、web制作は非常におすすめです。
デメリット
プライベートの時間がほぼ消える
当たり前ですが、純粋にプライベートの時間がなくなります。プライベートな時間を大切にしながら頑張ろう!みたいな感じの人もいると思いますが、はっきりいって甘いです笑 僕は案件取れるまでは、ほぼ毎日4~5時間勉強していました。いかに時間を捻出するかを考えて、行動しないと最初の結果はでないですよ。
それくらいの覚悟がないと副業でweb制作で稼ぐのは難しいと思います。
ただ実績が少しずつ出てくると、案件内容や自分の時給などをコントロールできるのでプライベートもすこしずつ確保できるようにはなります。
初案件の壁が厚く、道のりは簡単ではない
初案件を取るまでの壁がめちゃくちゃ厚いです。どれだけ勉強しても確実に恐怖と不安は消えません。これを対処できなくて挫折する人圧倒的多数です。
おすすめはメンターサービスを使うことです。実際にプロの人を雇って案件を取りに行くことでこれを乗り越えられます。
WEB制作はAIによって今後消えていくのでは?
答えは、部分的にYESです。どういうことかというと、コーディング部分の実装は少しずつ消えていくことが予想されていますが、デザインやサイト運用面などはクリエイティブな側面が多くAIでは難しいため起き変われることはほぼ無いと言っていいでしょう。ちなみに”WEB制作はAIで消える!”みたいなことは10年前から言われているそうですが、いまだ大量のデザインもコーディング案件もあるのが事実です。
さらに、僕自身AIに関係の深い機械学習を勉強して使ったことがあるのですが、この分野の弱みは出した結果に対する根拠を説明できないことなんです。
製薬や医療関連などの企業ではAIを取り入れることに消極的なんですが、それは万が一、AIによって作られた成分の薬や機能で人が死んだ時に責任説明ができないからなんですよね。つまり人が死んでるのに、”AIがそう判断したから”なんて説明さレたらブチギレますよね笑 AIは”答え”はくれるのですが、そう判断した理由はブラックボックス化されていて人間では理解できないため、根拠の説明ができないのです。
話がそれましたが、これをweb制作のデザインに言い換えるならば、理由が分からないデザイン変更をAIに勝手にされると、何が良くて何が悪いのかクライアントに説明できず、改善のしようがないんです。これが、デザインはクリエイティブな側面を持つため、仕事をAIに取られない理由です。
結局副業でweb制作はおすすめなの?
継続できる方にはおすすめです。web制作をすることで、それと何かを掛け合わせれば最強の武器になります。web制作は制作すること自体にも価値はありますが、それを作ることによって、商品が売れたり、売れる仕組みを作れることに大きな価値があることを忘れないでください。
僕は今後作る側というよりも、作ったページを運用して利益を伸ばしていく側にシフトしていきます。
ちなみに、即効性(すぐにお金が欲しい)の副業なら物販が個人的にはおすすめです。
今後について
web制作で稼ぎ始めた人は大体そうなのですが、何かしら違う方向にジョブチェンジしていきます。それか、web制作と何か違うサービスとを掛け合わせて販売する といった方向にシフトすることで単価を上げていくんですよね。
僕も今後はただWEBページを作るだけではなく、作ったWEBページで稼ぐ仕組み を作っていきたいと思っています。案はいくつかありますが、正直まだ何を作るかは明確ではありません。しかしそこをしっかり決めていくことで、身につけたweb制作スキルの本領が発揮できることを確信しています。
まとめ
- 副業でのweb制作は、継続して勉強できる人にはおすすめ
- 決して簡単ではないけど、確実に稼げる
- WEB制作の旨味は、制作すること自体ではなくその先にある。
少しでも副業でweb制作をしようと考えている方に届けば幸いです。
instaやtwitterで質問なども受け付けてますので、さらに詳細を知りたい方はDMください^^